TはTOKYOのTのブログ

映画ログを中心にしております。映画館での鑑賞が中心です。旧作より新作が過半数を超えるのが方針としてます。

2023年映画ベスト(日本編)

1.BAD LANDS バッド・ランズ

2.Winny

3.ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

4.恋のいばら

5.#ミトヤマネ

6.白鍵と黒鍵の間に

7.スイート・マイホーム

8.MY (K)NIGHT マイ・ナイト

9.こんにちは、母さん

10.沈黙の艦隊

 

日本次点:キリエのうた、世界は僕らに気づかない、交換ウソ日記、リボルバー・リリー

①序盤の受渡での複数人物が同時に動くシーンの緊張感が素晴らしい。原田眞人は70代にして毎年面白い映画を作れる。②クールな撮り方、演出が素晴らしい。こんなしっかりした骨太な映画を商業2作目の監督が撮れるのは頼もしい。③優しさも単に自らの防衛なのではという問いが素晴らしい。撮影編集のヌケが良い。④回想トリック
撮影がハマった面白おかしい。⑤前作からテーマの「オリジナル」について深堀
されていた。⑥冨永昌敬氏も中堅になってアバンギャルドというよりリラックスした空気が心地よい。⑦斎藤工が意外にも渋いホラー映画を作れるなんて。⑧中川龍太郎は生真面目すぎると思っていたがアイドル映画のチャラさが最高にハマっていた。⑨クドカンのあえて下手な芝居が面白い。撮影としても山田洋次はクセがあるが言語化できない。⑩大沢の妙にぶった喋り方がかわいい。吉野耕平はこの先20年ぐらい商業映画を任されそう。